ハリー・ポッターファン必見!「ハリー・ポッターと呪いの子 第1部、第2部 特別リハーサル版」
世界的大ヒットを記録した話題の児童文学「ハリー・ポッター」シリーズは、2007年7月に第7作目となる「ハリー・ポッターと死の秘宝」をもって物語が完結したのですが、なんと2016年7月30日にイギリス・ロンドンにて「ハリー・ポッター」シリーズ最新作「ハリー・ポッターと呪いの子」が舞台化され、話題となりました。
「ハリー・ポッターと呪いの子」は、ハリー・ポッターの生みの親であるJ.K.ローリング氏が「ハリー・ポッターと死の秘宝」から19年後を描いた正統な続編であり、舞台終了後の翌日にはリハーサル版の脚本「呪いの子」を発売しています。
そこで、今回はハリー・ポッターファン必見!「ハリー・ポッターと呪いの子 第1部、第2部 特別リハーサル版」の内容と気になる口コミをご紹介します。
「ハリー・ポッターと呪いの子 第1部、第2部 特別リハーサル版」とは?
2016年7月30日にイギリス・ロンドンにて舞台化された「ハリー・ポッターと呪いの子」は、ハリー・ポッターシリーズの正統な続編であり、第8巻として舞台の翌日にリハーサル版が刊行されています。
日本では2016年11月11日に静山社より刊行されており、日本のハリー・ポッターファンのあいだで話題となりました。
「ハリー・ポッターと呪いの子」は、『逆転時間を使った過去の改変』がテーマとなっており、前作となる「死の秘宝」から19年後の世界(2016年)からハリーの次男・アルバスが4年生に上がる2019年までを描いた作品となっています。
物語の内容は、「英雄の息子」であることにプレッシャーを感じているアルバスと子どもとの向き合い方が分からない父親・ハリー、アルバルと唯一無二の親友であるドラコの息子・スコーピウスの3人が時空と並行世界を股にかけた大冒険となっており、7巻で登場した主要人物や「ホグワーツの戦い」までに死んでしまったキャラクターたちも登場しますので、シリーズファンには堪らない1冊と言えるでしょう。
気になる「ハリー・ポッターと呪いの子 第1部、第2部 特別リハーサル版」の口コミまとめ!
物語完結後から19年後の世界を描いた「ハリー・ポッターと呪いの子 第1部、第2部 特別リハーサル版」ですが、いくら正統なハリー・ポッターシリーズの続編といえども、特別リハーサル版なので、最後まで楽しく読めるかどうか不安という方もたくさんいます。
実際にこの本を読んだ方々は、
・今までの作品とは違いちょっぴり読みにくさを感じますが、ト書きのおかげで登場キャラクターたちがどんな表情や様子で会話しているのかが分かるのが嬉しい。
・今までのハリー・ポッターシリーズとは逸脱した作品ですので、取っ付きにくさはあるかもしれませんが、後日譚を楽しみにしていた方にはオススメです!
・脚本形式なので少し読みにくさは感じましたが、テンポよく物語が進んでゆくので、とても楽しめました。
など、小説とは違った魅力を持つ作品として高評価を集めています。
ただ、今後原作者がこのシナリオに加筆した愛蔵版を刊行する予定となっていますので、愛蔵版が出るまで待てないという方にはオススメですが、物語をじっくり読みたいという方は愛蔵版が刊行されるまで待った方が良いでしょう。
「ハリー・ポッターと呪いの子」は2018年春よりブロードウェイで公演が始まる予定ですので、もし特別リハーサル版を読んで興味が湧いた方は、春休みやゴールデンウィークを利用して臨場感のある舞台を見に行ってみてはいかがでしょうか。